股関節の硬さが気になる・・・。どうしたら柔らかくなるの?
実は私もものすごく股関節が硬かったんだけど、ストレッチを習慣にしたらだいぶ柔らかくなったよ。
そうなんだ!どんなストレッチをしたの?
股関節には20個以上のたくさんの筋肉がついているの。だからいくつかのストレッチを組み合わせて行うことが、股関節を柔らかくするためのポイントだよ。
あんまりたくさんのストレッチをするのは大変そう・・・
そうしたら今からストレッチを4つ紹介するから、まずはそれをやってみてね。
股関節の後ろをほぐす!ハムストリングスのストレッチ
一つ目は、股関節の後ろの腿裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチ。
ポイント
・ふくらはぎ、膝裏、腿裏が伸びているのを意識すること
・呼吸を止めないこと。息を吐いたときに伸びていくイメージ
・肩や首に力が入らないようにすること
深呼吸5回分ほどの間、じっくり伸ばしましょう。
私はもともととても体が硬く、ストレッチを始めたころは、手がつまさきに届きませんでした。
そういう場合は下の写真のようにタオルを使うのがおすすめです。
やり始めはきついですが、深呼吸と合わせてじっくり伸ばしていると、徐々にきつさがとれてきます。
股関節の前をほぐす!腸腰筋のストレッチ
二つ目は、股関節の前のインナーマッスルである腸腰筋のストレッチ。
深呼吸5回分ほどの間、じっくり伸ばしましょう。
ポイント
・股関節の前が伸びているのを意識すること
・軽くおなかに力を入れて、背筋を伸ばすこと
・呼吸を止めないこと。息を吐いたときに伸びていくイメージ
・肩や首に力が入らないようにすること
股関節の内側をほぐす!内転筋のストレッチ
三つ目は、股関節の内側の内転筋のストレッチ。
深呼吸5回分ほどの間、じっくり伸ばしましょう。
きつければ、片方の膝を曲げ、片脚ずつ伸ばすとやりやすくなります。
ポイント
・内腿が伸びているのを意識すること
・体を前に倒したときに膝が一緒に前に向かないように、膝は真上に向けること
・呼吸を止めないこと。息を吐いたときに伸びていくイメージ
・肩や首に力が入らないようにすること
股関節の外側をほぐす!お尻のストレッチ
4つ目は、股関節の外側のお尻(大殿筋)のストレッチ。
もし余裕があれば、脚を抱える手の位置を腿裏ではなく脛にしてみてください。
ストレッチのかかり方がやや強くなります。
ポイント
・お尻が伸びているのを意識すること
・ストレッチしている側の膝を、なるべく横に張るように外側に向けること
・呼吸をとめないこと。息を吐いたときに伸びていくイメージ
・肩や首に力が入らないようにすること
硬い部分は2回やろう!
内腿のストレッチ以外は、片脚ずつ行います。
もし左右差が大きい部位があったら、硬い方を2回やるようにしてみてください。
例えば私は右の腿裏(ハムストリングス)が硬いので、ハムのストレッチをするときは右→左→右というように、右を2回やるようにしています。
時間に余裕があるときは、硬い方を多めにやってみてください。
股関節の柔軟性は、良い姿勢やしなやかで関節に負担の少ない動きのために欠かせません。
スポーツをやっている方はもちろん、とくにスポーツをしていない方にもとても大切です。
股関節の柔軟性があると、歩く、しゃがむ、立ち上がる、階段を上るなど日常の動きが快適になります。
ボディメイクをしたい方も、股関節が柔らかくよく動くと、下半身の筋肉をしっかり使えるようになり、効果的にトレーニングをすることができます。
股関節が硬くてお悩みの方は、ぜひ今回紹介した4つのストレッチを習慣にしてみてください。