伊豆高原「やすらぎの里」で断食体験 ⑤

やすらぎの里アイキャッチ
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自然食のコース料理

最後の晩は、自然食のコース料理を頂けます。

真鯛のみぞれあん
真鯛のみぞれあん~ゆずの香りで~
銀杏ごはん
銀杏ごはん

どの料理も美味しくて、華やかで、とても幸せな気持ちになりました。

実は滞在中に悲しい出来事があったのですが、毎度のごはんに気持ちが癒されたのを覚えています。

味付け控えめの素朴な料理ですが、食材を無駄にせず、丁寧に作られていて、食べていてほっとするような、温かくて優しい食事でした。

こんなに丁寧には作れないけれど、自宅に戻ってからも、なるべく自炊をして、自然の食材を楽しみたいと思いました。

コンビニで十分と思っていたので、こんな風に思えるようになったのは、大きな変化ですね。

もろもろの変化

体重、体脂肪

入館時(初日)
体重 55.5kg
体脂肪率 25.9%

退館時(6日後)
体重 53.1kg
体脂肪率 24.5%

体重、体脂肪の変化はこんな感じでした。
もともとの体重や体脂肪率、滞在中の活動量にもよりますが、ほとんどの人が2、3kg減量されるそうです。

私は心身のデトックスを目的に来ましたが、ダイエットで来られている方も多かったです。
コロナ禍でリモートワークとなり、生活リズムが乱れたのを整えたいという方もいました。

体調の変化

最初の数日は低血糖で、頭痛や倦怠感がありましたが、それ以降は体調はよかったです。

今回の学んだことは、食べなくても意外と平気だということ。
これまでは3食しっかり食べないとと思っていましたが、断食中も毎日8,000歩程度は歩いていたし(17,000歩の日も)、1日3時間ほどですが仕事も問題なくできました。
むしろ体が軽くて、感覚としてはいい感じでした。
普段だとついつい食べ過ぎてしまい、お腹が苦しくなったり、張ったりすることがよくありましたが、そういうことがなく、快適な状態でした。

心の変化

私は荒波のようなメンタルの持ち主なのですが、終始、穏やかでした。

日の出とともに起きて活動、
暗くなったら就寝に向かってゆっくり過ごす、
自然のリズムに沿った規則正しい生活。
温かくて丁寧な食事。
自然の中で体を動かす。

どんな治療薬よりも、効果があるように思います。

さらにやすらぎの里では、毎日、整体やアロママッサージが受けられたり、ヨガや健康のことが学べたりして、心身ともにほぐれます。

最終日の朝、慈悲の瞑想を行いましたが、涙が止まりませんでした。
5年前、インドでヨガを学んだときも、最終日の瞑想で号泣し、その時と同じような感覚でした。

5年前はなぜ自分が泣いているのかわかりませんでしたが、今はなんとなくわかります。

忙しない東京の生活の中で、ふたをしている色々な感情が、あふれるのだと思います。
言葉にはならない、柔らかくて切ない温かい気持ちが。

また普段の生活に戻りますが、時には立ち止まって、自分の気持ちを丁寧に見つめてあげようと思いました。

素敵な時間をありがとうございました。

大沢先生とそらちゃん
大沢先生とそらちゃんと






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